少女探偵島都 2018年

2009年くらいから母親が書いていたシリーズ設定をもったいないので2018年より本格的にわいが引き継いでみました。大体1記事でアニメ1話分くらいの長さだと思ってください。コナンや金田一みたいな高校生探偵ミステリーを想定しています。

島都

島都

『少女探偵島都シリーズ』の主人公。
茨城県常総高校1年6組。茨城県を中心に福島県、千葉県、新潟県などで数多くの難事件を解決している女子高校生探偵。
誕生日は3月5日。作中では基本的に15歳という表記で統一されている。金田一や工藤よりも一歳年下。
母子家庭で家賃2万円のアパート暮らしであり、部屋は極端に狭く母親と川の字で寝ている。母親杏子は33歳で大学清掃員で軽度の知的障害がある。


↑アニメキャラだと彼女に似ている。

【容姿】
身長144㎝と小柄。ショートカットの髪型から小学生に間違えられることがある。パッチワークやアップリケがついたハーフパンツを愛用している。体型も幼児体型で貧乳。
なおパンツはうさぎさんの白だった事がある。

【性格】
思い込んだら一直線のおてんば少女だが運動神経に恵まれているわけではなく、基本的にはドジで天然な性格。迷子の常習犯で同級生で同じ探検部員の結城竜や高野瑠奈をひやひやさせている。
また温厚で人懐っこく、男女構わず親しい人には飛びつく傾向がある。
趣味は探検で好奇心旺盛。どこでも爆睡出来るほどのサバイバル能力と、危機的状況でもふわふわした性格を崩さない度胸がある。
極端に不器用な性格でアルバイトを何度もクビになっていた模様。農家や山荘、銭湯でアルバイトしてる描写がある。子供会や子供食堂に顔を出していることがある。
またかわいいぬいぐるみや甘い食べ物にも目がなく、長川警部にパフェで釣られて事件に介入する事もしばしば。
友達想いで心優しい性格の持ち主であり、例え殺人犯であっても苦しんでいる人を助けたいという思いを持つ。逆を言えば友達を傷つけたり弱い立場の人間を傷つける人間に対しては凄まじい嫌悪感を見せたり、普段からは想像できないほど激怒する事もある。

結城竜に対しては特別な感情を持っているが、彼女自身恋愛に関しては全く分からず、自分の思いに混乱する場面がみられる。薮原千尋の影響でBLにハマりそうになった事がある。

【推理】
事件現場や容疑者に対する驚異的な観察眼、検証能力、そこから導き出される大胆な発想の転換が持ち味。
この作品では結城竜・秋菜などの相棒や長川警部などの刑事は基本的に優秀で、読者の目線に立っておかしい点を指摘したり事件の真実に迫ったりするが、実はこれが犯人の二重三重のミスリードというケースが多々あり、最終的に真実をひっくり返し大どんでん返しを演出するのは彼女である。
基本的に頭の柔らかさで勝負するタイプであり、専門的な法医学知識や科学知識は持ち合わせていない。本人も「私に出来るのは推理だけ」と言っているように、別動隊として情報を集めてくれる勝馬みたいな不良軍団や、結城竜・秋菜のような優秀なワトソン、長川警部のような協力的で大胆な判断が出来るプロの刑事、瑠奈、千尋のような心理的サポーターがいてこそ真価を発揮する、いわば「大勢の人によって作り上げられた探偵」であり、その点が全てを一人で超人的にやれてしまうコナンとの大きな違いである。

魔法少女殺人事件」の結末後は特に「特定の人の命を奪ってもいい、尊厳を奪ってもいい」という考え方を何よりも嫌っており、大切な人の命をゴミのように奪われた悲しい復讐者に対してもその決意を持って真実を暴く事こそが犯人を救うことになると信じている。また犯人の苦しみや殺人を選ばざるを得なくなった背景自体は真っ直ぐ受け止め、逮捕され絶望した犯人へのアフターケアも行っている。

彼女は犯人を自殺させたケースは2件だけであり、都にとって大きなトラウマになっている。しかし自殺した犯人が残した宿題をしっかり胸に刻み、似たような動機で殺人を犯したのちの事件の犯人の殺人の完遂や自殺を止めており、探偵として成長を遂げている。都のおかげで救われた犯人も多く、彼らの中には都に対して自分と同じ人間を出させないために刑務所の中から捜査協力を行った人間も何人かいる。ただしこれはシリーズの犯人が壮絶な動機を持ちかつ無関係な人間には一切手をかけない紳士が多いためでもある。ごくまれにいるレイプ犯など外道な犯人に対しては凄まじい憎しみをあらわにして激昂する事がある。